父が、数年前の健康診断で大腸がんの疑いがあり、再検査の結果ポリープが見つかり手術をしました。
今では癌も発見時期や場所によっては治る病気となってきましたが、まだまだ考え方が古い我が家では、癌にかかったらもう駄目なのかな・・と家族中落ち込みました。
しかし、担当医師に詳しく話を聞き内視鏡を使って手術をするので昔のようにお腹を大きく開かなくても大丈夫だということ、手術の後も針を刺した様な点が残るだけということを聞いて医学の進歩に改めて驚かされました。
母は、説明を聞くのも手術後に執刀医から話を聞くのも、自分だけでは不安だというので全部私も着いて行きました。
平気そうな顔をしつつも内心は不安で一杯でしたし、手術の一般的な成功率まで聞いてしまいました。
結局、内視鏡で大腸の中の癌を取ったのですが、全部とったつもりではあるけれども、根元だけ残っているかもしれないということで再度大腸の一部を切除する手術も行いました。
内視鏡手術だと、その日に帰ってこれるようで、手術なのに!?と、驚きの連続でした。
発見が早かったお陰で今でも再発することなく父は元気に毎日仕事をしています。

検査最新事情

大腸検査は一般的に内視鏡で検査を行います。
事前の下剤の服用や、検査時の苦痛などからとかく敬遠されていましたが、最近では、全身麻酔のような状態で、検査時は全く痛みや苦痛を伴わずに実施できることが多くなりました。
病院や検査機関によって、検査の方法に多少の違いはありますが、おおよそ事前準備から検査実施に至るまでの流れを簡単にご説明したいと思います。
検査の予約をすると、その際に「検査食」の購入を進められます。
検査実施日の2,3日前より、比較的消化の良い食事内容にして、検査当日は大腸内を空にする必要があるためです。
その為、日常の食生活に少々規制が発生します。
仕事をしている人や、外出の多い方にとっては多少煩わしいことになります。
しかし、その場合はあらかじめ病院に申し出る事により、事前準備を入念にするのか、当日の下剤・浣腸を多めにするかなどのある程度の調整が可能となりますので、さほど心配はいらないでしょう。
検査当日に完全に大腸内を空にしたことを確認できると、いよいよ検査に移ります。
専用の検査着を着用し、横向きの状態になり、大腸カメラを挿入しますが、検査前に注射などで眠気を伴う薬を投与すれば、終始苦痛を伴うことなく検査を終えることができます。
このようにして、意識あるうちに行う他の検査と比較しても、事前の多少の食事や下剤等の準備さえ無事に通過してしまえば、あとは実に楽な検査になっていますので、安心して受けることができる検査です。